お知らせ

2.歯周病の症状について


歯周病の自己チェックをしてみましょう。

前回説明したように歯周病は初期段階では自覚症状がでにくいので注意が必要です。
いかに早く自分が歯周病であることに気づくかがポイントです。

もし以下のチェック項目に1つでも心当たりがあればなるべく早く歯科医院を受診してください、

  • ① 歯磨きをすると出血する。 歯磨きやりんごなどを噛んだ後に出血があれば放っておいてはいけません。出血は炎症を起こしているサインです。
  • ② 歯肉(はぐき)が腫れている。歯肉が腫れている場合はすでに歯周病になっています。
  • ③ 歯肉(はぐき)の色が赤色~赤紫色である。健康な歯肉の色はピンク色~うすい赤色です。もし濃い赤色ならば歯周病の可能性があります。
  • ④ 歯肉のあたりから膿(うみ)が出る。膿が出てくるようなら歯周病はかなり進行していると言えます。
  • ⑤ 硬いものを噛むと痛みがある。歯周病になって歯の支えが弱くなってしまうと噛む力は低下してきます。
  • ⑥ 口の中がねばつく。口の中がすっきりせずネバネバした感じがする場合も歯周病の可能性があります。
  • ⑦ 口臭がする。口臭の原因の1つが歯周病です。ほかにも口臭の原因はあります。
  • ⑧ 歯が動いている感じがする。歯がわずかに動くのは正常範囲ですが、明らかに歯がぐらついている場合は歯周病が進行していると考えられます。
  • ⑨ 歯がながくなった気がする。歯肉がさがってくると歯が長く見えてきます。この場合も歯周病の可能性が高いです。
  • ⑩ 歯と歯の間に物がよくつまる。虫歯でつまりやすくなる場合と歯周病が原因でつまりやすくなる場合の2つがあります。

 以上の10個の中で1つでも気になる項目があればお気軽に当院までご相談ください・
自分の大切な歯をまもるためにも早期発見、早期治療が歯周病対策の基本です。