お知らせ

3.歯周病の原因



歯周病は細菌による感染症です。

歯周病の原因菌は歯周病菌で数種類あります。
歯周病菌以外にも口の中には約500~700種類の細菌がいて億単位の細菌が
互いに縄張り争いをしています。
それらの細菌群はデンタルプラーク(歯垢)と呼ばれていますが歯の垢(あか)ではありません。
つめで歯をひっかいて取れるクリーム色のやわらかいものはほとんどが細菌です。
食べかすではありません。
そして細菌集団が歯にへばりついてヌルヌルした状態になったプラークは
バイオフィルムと呼ばれています。
水周り(台所、洗面所などの排水溝)などでヌルヌルした気持ち悪いのがバイオフィルムの仲間です。
いったんバイオフィルムが完成すると簡単には取れません。

ですから歯から取り除きやすいあいだにできるだけ丁寧にブラッシングして
細菌を除去することが歯周病対策の基本となります。

歯周病は①歯周病菌②体の免疫力③環境、生活習慣(タバコ、ストレスなど)の3つの因子のバランスで発症します。

まずは歯周病菌を減らすこと、つまりブラッシングで歯をきれいにすることが歯周病対策の第一歩です。
特に歯と歯肉の境界部分の歯垢をきっちりと取り除くことが大切です。

しっかりと境界部分に歯ブラシを当てて丁寧に磨いてください。
でもヌルヌルしたバイオフィルムになってしまった細菌群は
普通のブラッシングではなかなかきれいに除去できませんから
歯科医院で破壊して一掃する必要があります。
歯がいつもヌルヌルした感じがする方は一度歯科医院で診てもらうことをお勧めします。
バイオフィルムの定期的なクリーニングが歯周病対策のポイントになります。

年齢にもよりますが痛くなくとも、年2~4回の検診、クリーニングを受けるか否かで
10年後、20年後の歯の状態、本数が大きく変わることが報告されています。
歯を失う前に定期健診の重要性に気がついてほしいのです。