お知らせ

15.最新の歯周病予防=フローラコントロール



「フローラコントロール」という言葉をご存じでしょうか?
「腸内フローラ」などが有名ですが口腔内にも多くの種類の細菌から「口腔内フローラ」構成されています。

「フローラコントロール」とは人体に住んでいる細菌群について有害な悪玉菌を減らして有用な善玉菌や無害な中間菌をふやすようにコントロールする方法です。プロバイオティクスとも呼ばれます。

従来の抗生物質などでは悪玉菌と同時に役立つ善玉菌も殺してしまいます(アンチバイオティクス)。
それに対しプロバイオティクス(フローラコントロール)では薬や抗生物質を使わずに細菌のコントロールを細菌を使って行おうとする最新の方法です。

生きた乳酸菌LS1で歯周病を予防できることが研究されてきています。
もちろん従来のブラッシングが基本ですが乳酸菌LS1を摂取することで悪玉菌の働きを抑制でき、トータルな口腔内管理が可能です。

いわばブラッシングによる機械的なプラークコントロールと
乳酸菌LS1によるフローラコントロール(生物的コントロール)の併用で
より効果的な歯周病対策が行えることが期待できます。

またLS1は歯周病菌を減少させるだけでなく口臭の予防、歯周病の症状改善にも有効なことが示唆されています。

LS1以外の主な生体内の善玉菌を増加させるフローラコントロール用の乳酸菌にはLG21,LC1,Lカゼイ.シロタなどがあります。

歯周病対策同様に虫歯対策としてはキシリトールを利用した虫歯菌の改善によるフローラコントロールが有効です。キシリトールは虫歯菌のタイプを改善することが報告されています。詳しくは虫歯菌の感染対策のページをご覧ください。

最新のフローラコントロールLS1について関心のある方はお気軽に当院までお問い合わせ、ご相談ください。さらに詳しい資料をご用意しています。

乳酸菌LS1の活用で歯周病対策、予防は新たな時代を迎えたといえます。