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金属アレルギーの原因


金属アレルギーは個人差が大きく症状も複雑です。そのため原因の特定が困難ですが最も多い患者層は40歳代の女性とされています。

その理由は長期にわたりネックレスやピアスなどのアクセサリーを身につけたり、金属微粒子を含む化粧品を使ってきたことで
体が感作されてしまったのではないかという説が有力です。

金属アレルギーはアクセサリー類などによる場合が多く口の中の金属で起こる比率は少ないとされていますが
歯科用金属の場合、明確な症状が出にくいため慢性的な症状が続いたり、金属の体内への蓄積が進んで症状が悪化していく
危険性があります。

とくにアマルガム(水銀)や保険の合金(ニッケル、コバルト、パラジウムなど)はアレルギーを起こしやすいので
注意が必要です。そして重度の歯周病や口内炎で口の中に炎症症状が慢性化していると金属がイオン化しやすいという報告もあります。