お知らせ

3.虫歯の進行度 その2



前回の続きです。

C2とはC1が進んで象牙質まで虫歯による実質的な欠損がある状態です。
この段階では冷たいものや甘いものがしみてきたり、時々痛みが出たりします。
この状態になったら早めに歯科医院を受診することで歯の神経を残せることが多いです。
程度によってはすでに神経がダメージを受けていて神経の治療が必要になる場合もあります。

さらに虫歯が進行してC3になると神経まで穴が達した状態になります。
この段階では温かいものがしみたり、激しい自発通が出てきます。早急な処置が必要です。

そしてC4になると歯の大部分が崩壊し根っこだけになってしまった状態です。
保存不可能なことも多く残念ですが抜歯になります。
できるだけ早く虫歯に気がついて歯を守ることが大切です。
受診が遅れれば遅れるほど治療は大掛かりになり治療回数、治療期間、治療費がかかります。

最も経済的なのは未然に虫歯を防ぐために定期的な検診、クリーニングを受けることです。
歯が痛んでからしか歯科医院を受診しないのは効率の悪いとても損するかかり方です。
当院を上手に利用して大切な歯をお守りください。虫歯はコントロールできるのです。